タイミングが良い」とか「タイミングが悪い」とか聞いたことがあると思います。

 

このタイミングのことを、私たちは "間(ま)" と呼んでいます。

これは言葉の間(ま)とか、何か動いて次に動くまでの間(ま)とか、声や、

動きのない部分を指したことから始まったらしく、「間(ま)を おく」とか

「間(ま)を持つ」を略して「間(ま)」といっており、「間(ま)のびする」

「間(ま)が悪い」というように使っています。 

 

おしゃべりで演じるマジックや、音楽をバックに演じるマジックの中にも、

「間(ま)」の問題……すなわちタイミングが重要視されることはいうまでありません。 

 

『このマジックには、この間(ま)が合っている!』と思ったときでも、その間(ま)をそのまま決めてしまわずに、もう一度、間(ま)……つまりタイミン グを変えてみて、そのうちの、どのタイミングのものがその奇術の現象に適切か、或いは自分のマジックのスタイルに合致するかを考えてみるべきでしょう。

 

それがその人の個性であり、その人の味、つまり魅力ではないでしょうか。

芸は「間(ま)」で味が出ます

©北見マキ ミステリー空間